沼津店のオープンに伴って、週末もフル稼働中のアオシマです!
まー新店舗だししょうがないよね。。
そんな合間を縫って、楽しいイベントに参加させてもらってきましたよー♪
沼津店オープンでパタパタしてるのもあり、東京に出るのも久しぶりでした。
まもなく発車いたします!
東の新幹線は乗り間違えたら大事だなぁ💦 pic.twitter.com/aWzQyyeTY3— 青嶋寿和 時計宝石店ヤマトヤの優しい専務 (@aozy) 2018年7月4日
そう、この新幹線は、熟睡したら函館に行けます(笑)
乗り継いで向かったのは・・・
山形に到着ーーー!
ウチの母の出身地で、カシオさんの生産現場を見学させていただきます♪
とりあえずは懇親会を精一杯ガンバリマスっ🍻 pic.twitter.com/TUESc4S1yq
— 青嶋寿和 時計宝石店ヤマトヤの優しい専務 (@aozy) 2018年7月4日
山形県!
母の出身地でもある山形県で、カシオの時計の工場見学をさせてもらう機会に恵まれました。時計の生産工場って、セイコーは岩手県など、シチズンは長野県など、地方にあることが多いのです。
自分と同じ1979年に誕生した山形カシオ。
つい最近、時計専用の新工場が竣工したばかりなのです!
何と今回は製造の様子も含めて撮影&公開OKとのこと♪
では、さっそく内部へと潜入ーーー!
精密部品をつくるための、超精密なマシン
工場はガラス張りになっており、こうやって作業風景を見ることができました。
内部はクリーンルームになっており、作業者はホコリを持ち込まないような対応をした上で中に入るそうな。
ラインを見ての第一印象は「機械に比べて人がすくない!」ということ。
ほぼ完全に自動化されているそうで、次々と時計の部品が製造されていきます。
ラインごとに製造する部品が分かれています。
本当に整然とした工場内です。
見学エリア内には、部品製造のデモ機が。
1mmほどの部品がラインに流れていき、人の手を使わずに時計に収まっていく様はビックリです!
ハイエンドモデル生産のための「Premium Production Line」
山形カシオでは、時計の心臓部・ムーブメントをはじめ、様々な部品を生産していますが、高価格帯モデルを製造するための専用ライン「Premium Production Line」が設けられています。
先ほどの人が少ないラインとは対照的に、このラインでは人が多め。G-SHOCKのMR-Gやオシアナスなど、少量生産のプレミアムモデルの組み付け、調整、検査などが行われています。
このラインでは、社内で試験に合格したスタッフのみが作業できるそうで、その中でさらに作業できる範囲が違う3段階の資格があるそうです。
見学した際は、熟練スタッフが針と針の間隔を揃える作業をしていました。目の前のモニターに拡大映像を映し、0.3mm以内とか、そういう世界の作業を手仕事で行なっています。ほんとスゴイ!!
こうやって職人技により誕生した時計がうちの店頭に並ぶとか、なんか胸熱になりました!
「樹脂の加工技術」に脱帽!
カシオの技術力のすごさのひとつに、「樹脂の加工技術」があります。
樹脂と聞くと、プラスチックが思い浮かぶので、高級感とはかけ離れたイメージになりますが、金属よりも軽量で衝撃に対する強さも確保できる素材です。
その樹脂に、高度な蒸着や印刷、そして「スパッタリング」というコーティング技術を用いることで、樹脂とは思えないような美しい色や金属のような質感、光沢感を出しています。今回、この「スパッタリング」の加工風景を見て、改めてカシオの加工技術ハンパない!と思いました。
高度な金型技術により成形された部品も、そのままではプラスチッキーな樹脂なのですが、それにスパッタリングという技術を用いて美しい色の部品に生まれ変わらせます。
この様子を見て、改めてオシアナスマンタに採用されているブルースパッタリングの文字板パーツを見てみると、本当に美しい!新技術であることの説明は聞いていたはずなのですが、百聞は一見にしかず、ってやつでした。
お店でカシオの高級モデルを目にしたときは、ぜひじっくり眺めてみてくださいね。
G-SHOCKの実験機器がハンパない!
カシオの時計で、もっとも有名なのは、誰に聞いても「G-SHOCK」でしょう。
G-SHOCKのアイデンティティーとも言えるのが、「壊れない」「衝撃に強い」こと。
衝撃に対する強さを謳うには、当然、どこまで耐えられるか検査する必要があるわけで、そのための機会がここ山形カシオで展示されていました。
それを、動画で紹介します!
▲耐衝撃実験機 スゴイ衝撃音シマス!!
▲耐振動実験機 ちょっと見た目地味ですが・・・特殊な飛行機やヘリなどの振動を想定して耐久性を実験します。
▲耐遠心実験機 戦闘機のG(重力)でも耐えられる時計をリリースしているカシオならではの実験機でしょう。
そして、もうひとつ。
MR-Gなどの耐衝撃のために使用されている「α-GEL」。
生卵を落としても割れません!
コレ、お店に欲しいかも(笑)
一昔前は、カシオといえばデジタルウオッチのイメージでした。G-SHOCKもそうだし、今でもチプカシと呼ばれる製品にその名残がありますね。ですが・・・
今や、高性能な針(アナログ)のウオッチも、数多く生産されており、その中でもハイエンドモデルがここ山形カシオでつくられています。
Bluetoothでスマホと連動させることができたり、GPSの電波を受信したりと、機能面でも様々な進化が見られますが、機械の内部だけではなく、外観の美しさも格段に向上しています。それを体感させてくれた今回の見学会でした。
カシオさん、ありがとうございました!!!