こんにちは!アオシマです。
きょうは、しばしばお店でご質問がある、
「ソーラー電波時計なのに時間がズレてるんだけど、どうして??」
という件について。
ソーラー電波時計 カシオ・プロトレック
これ、けっこう多い相談で、修理に出さないとダメな場合もありますが、
意外と簡単な操作で直ってしまうこともあるんですよーー。
きょうは、時間がズレたときに確認すべきポイントをお知らせします!
あ、ほとんどの方にとって取説が必要になるかと思いますが、
手元に時計さえあればWebから参照することができますよ。
どうやってお手持ちの機種の取説を見るかは、
このブログの下のほうに書いてます!
【1】海外の都市に時刻が設定されていないか確認!
シチズン アテッサ エコ・ドライブ電波時計
一時間、もしくは30分単位で時間がズレている場合にありがちです。
ワールドタイム機能が搭載されている時計の場合、海外の都市に時刻が設定されてしまっていると、当然ながら時間がズレます。取説を参照の上、日本時間に合わせてあげましょう。
【2】しっかり充電されているか確認!
引き出しの中や薄暗い部屋に長く置いてあった場合、時計の充電が無くなってしまい、時間が狂う原因になることがあります。多くの時計では、電池残量がなくなる寸前になると、秒針が1秒飛びで動くようになります。
そんなときは、光に当てて、たっぷり充電を。充電は、晴れた日の窓際に置いておくのが圧倒的に早いです。蛍光灯の下でも充電できますが、効率はあまり良くないので、やるなら蛍光灯の光源に可能な限り近づけて時計を置いて下さいね。
【3】電波がきちんと受信できているか確認!
電波時計は、基本、夜中の2時または4時に電波を自動受信するしくみになっています。ふだん日中に毎日時計を使っていても、家に帰ってから時計を置く位置によっては、電波を受信できていないことも。
前回の電波受信が成功したかどうかをチェックする機能がついているので、一度取説を見てチェックしてみてください。電波受信ができていないようでしたら、夜中に窓際の電波を受信してくれそうなところに置き、きちんと電波をキャッチすれば、正しい時間を表示してくれます♪
【4】針位置ズレが起きていないか確認!
セイコー ブライツ ソーラー電波時計
アナログタイプの電波時計の場合ですが、電波受信が正しく機能していても、磁気や衝撃の影響により、針の「基準位置」がズレてしまうことがあります。例えば分針がプラス5分ズレたら、時計の機械は正しい時間を表示しているつもりでも、実際は5分進んでしまうわけです。
そんな場合は、針の「基準位置」を合わせる操作が必要になります。これまた取説が必要になりますが、取説が手元にない方は、下記をご覧ください。
説明書がないから調整方法が分かんない・・・
電波時計の時間ズレの原因、いくつか紹介しましたが、
時計によって設定方法が様々なので、取説が手元にないとキビシイと思います。
でも、手元にない方もご安心を。
各メーカー、Web上で取説を公開しています!
裏蓋の刻印さえ分かれば、その時計の取説が参照できますよ♪
よくわかんないか、やってみてもダメな場合は・・・
ヤマトヤでは、【1】~【4】までのチェックと、
その場でできる基準位置合わせなどは、無料で行っています!
良心的です♡
で、それでもダメな場合は、充電用の電池が寿命になってしまっているか、機械内部の不具合が起きていると思われるので、メーカーのサービスセンターへ送り、修理となります。
充電用の内蔵電池交換+防水機能検査で3,240円~です。
機械内部に不具合がある場合は、分解掃除(オーバーホール)となり、
店頭に時計をお持ち頂ければ、型番からオーバーホール基本料金をお知らせできます。
ちと長くなりましたが、電波時計の時間が合わなくなったときは、意外とさくっと直る可能性もあるので、上記を試してみるか、時計屋さんの店頭で相談してみて下さいね。