こんにちは!
先週あたりから急に寒くなってきました・・・。
12月は忘年会シーズンが始まり、お店でもイベントが始まり、
昼も夜も慌ただしいシーズンでございます。
そんな中、本日は、久しぶりに時計の紹介をさせてもらいます♪
写真はクリックで拡大できるので、よければじっくり見てくださいね!
G-SHOCK MR-G MRG-G2000CB-1AJR
定価 400,000円 + 税
G-SHOCKなのに40万!?
って思いますよね(笑)
以前紹介した、「赤備え」MRG-G1000B-1A4JRが30万円でしたが、
その上を行くプレミアムなモデル。
何がスゴイのか、見ていきたいと思います!
【1】MRG-G2000CB-1AJRのコンセプト:「黒備え」
勇猛で名高い戦国武将・伊達正宗が、全身を黒の武具で統一していたことで有名な「黒備え」。このニューフェイスは、強さを表現するために、「黒備え」をコンセプトにしています。「赤備え」とはシルエットは同じですが、対照的な引き締まったフェイスです。
様々な武具を組み合わせるかのように、ブレスレット、文字盤、ベゼル、ケース、と、時計各部がニュアンスの異なる様々な「黒」で仕上げてられています。
特に注目は、ベゼル。
新素材「コバリオン」が用いられています!
詳しくは、次の項目で♪
【2】MRG-G2000CB-1AJR 進化ポイント
今回ご紹介するモデルと、従来型の「G1000」シリーズ、
主な進化ポイントを3つ紹介します♪
【1】ベゼルに用いられた新素材「コバリオン」
このモデルの一番の特徴とも言えるのが、ベゼルの艶感。
黒くて高い光沢のある「黒光り」が、高級感を感じさせてくれます。
ベゼルには、「コバリオン」という聞き慣れない素材が採用されています。ステンレスの2倍以上の硬度とプラチナと同等の輝きを持つといわれる、日本生まれの合金です。
ちょっとコバリオンについて、調べてみました。
「コバリオン」は、東北大学金属材料研究所の千葉晶彦教授が開発し、(株)エイワで製造され、(財)いわて産業振興センターが、「コバリオン」として、商標登録したものです。このコバルトクロム合金が持つ、Niの含有量がほとんどないにもかかわらず高延性で高加工性、さらに高機械強度、高耐摩耗性、高耐食性を持ち合わせているという特性は、独自の結晶組織制御技術によってなされたものであり、まったく新しい特徴です。
株式会社エイワより
日本で開発された独自配合の新合金で、高い強度・耐摩耗性、耐腐食性を兼ね備えています!
一般産業用途では、優れた耐食性と硬さを生かし刃物や宝飾品。医療用途では、ニッケルを含まないため金属アレルギー対策品の人工関節材
この光沢感も、コバリオンならでは。刃物や宝飾品用途でも使用されているというのも、納得です。アレルギー体制も高く、人工関節材にも使用されているのだとか。
【2】Connectedエンジン3-way(Bluetooth×GPS×標準電波)
外観だけではなく、時計を動かすエンジンも進化しています。Bluetoothアンテナを内蔵したことで、スマートフォンとの連動が可能になりました!スマホは、基本的にネット上から時刻情報を受信し、常に正確な時刻を表示してくれます。Bluetoothで時計とスマホとつながる仕組みができたことで、スマホがネットから取得してくる時刻と連動が可能に。
従来からの地上電波、GPS衛星からの電波に加えて、スマホとも連動することで、より確実に世界中どこでも簡単操作で時刻補正ができるようになりました!
新たに構築した独自のシステムにより、スマートフォンを経由してサマータイムやタイムゾーンの情報も自動更新することで、時計の内蔵データを最新の状態に保ちます。
世界に目を向けると、国によってサマータイムを実施(=1時間ずれる)したり、国によっては「今年は実施しないよ」とかいうところもあったり、タイムゾーンが変更(=日本との時差が変わる)になったりすることもあります。
上記サイトによると、つい先月もアフリカのスーダンでタイムゾーン変更があったんだとか。日本ではあんまりピンときませんよね、昨日までの12時が、今日から11時になるとか(笑)
でも、このMR-Gは、渡航先で気付かずにそんなことがあったとしても、スマホ連動の時刻調整で正しく時間が表示されます!
ちなみに、「タフソーラー」搭載で、電池交換は不要。
MR-Gとしてはもはや当然です!
【3】耐磁(JIS1種)
今回のモデルで、やや地味に進化したのが、このポイント。
細かく言うと、上に書いた「Connectedエンジン3-way」を搭載したことによるもので、同種のムーブメントを搭載したオシアナスなど他モデルも耐磁性が向上しています。
GPSアンテナの感度を高めつつ小型化しながら、3つの受信システムが干渉せず、効率良く実装できる2枚基板実装構造を採用。2つのDual Coilモーターを含む6つのモーターを搭載するとともに、信頼性を高める耐磁板をモジュール内に配置してJIS1種の耐磁性能も備えながら、従来比90%の薄型化を実現しました。
時計の時間が狂ってしまう要因となる、磁気。
JIS1種耐磁性能とは、簡単に言うと、日常生活上で磁気を発するスマホやパソコン、健康磁気製品などに5cmまで近づけても問題ない性能で、一般の時計の3倍相当の耐磁性があります。この点も、より強固に、タフに進化したと言えますね。
【3】「赤備え」と「黒備え」 比較!
GPS衛星やBluetoothの電波受信機能を搭載した新世代MR-G。
その中でも、おそらく1,2を争う人気となるモデルと思われる、
このふたつを比較してみました!
【右】MRG-G1000B-1A4JR(AKA-ZONAE:赤備え)
GPSハイブリッド電波ソーラー 定価:300,000円+税
【左】MRG-G2000CB-1AJR(KURO-ZONAE:黒備え)
Connectedエンジン3-way 定価:400,000円+税
両モデル、外装の形状は同じです。りゅうずやネジ、ロゴのカラーが違いますね。
材質は、黒備えのベゼルがコバリオンである点は違いますが、それ以外の部分は深層硬化処理とDLC処理が施されたチタン素材になります。
ケース径も同じなのですが、インデックスの形状のせいか、黒備えモデルのほうが大きく見えますね。両モデルともに立体感ある文字板です。
黒備えは、光沢のあるコバリオンベゼルの艶感と、
引き締まった黒に差し色の赤で、より高級感がある印象。
赤備えは、同じく黒ベースの外観ではありますが、
金×赤の色彩美が光る、重厚さと華やかさがあります。
ついでに、外観もひと通り。
共通の仕様ですが、りゅうず・ボタン部と、それらを衝撃から守るためのパーツを一体化させた「クラックガード構造」を採用。
また、3時位置のボタンの内部には、「α-GEL」という衝撃を吸収する特殊素材が緩衝材として内蔵されています。
外装には「ザラツ研磨」と呼ばれる、研磨技術の最高峰と言われる下地処理を行うことで、シャープ&フラットな外観が生み出されています。硬くて加工が難しいとされるチタンでも、キリッとしたラインが出るのは、ザラツ研磨ならでは。
・・・というわけで、長文になりましたが、「百聞は一見にしかず」ですので(笑)見てみたいと思ってくれた方、ぜひお気軽にご来店下さいませ♡
MR-GのG1000&G2000シリーズ、静岡県内で見られるのは、ヤマトヤ御殿場本店のみでございます。
最近は、専門店購入の場合のみ加入できる、MR-Gオーナーズクラブもできました。登録するだけで5年保証になるなど、特別なサービスがついてきます!
お値段的には気軽な時計ではありませんが・・・
・「男の時計は、逞しさでしょ!」と思う方
・万能で使えるメインの時計を持っていて、次には個性の強めな時計がいいなと思っている方
・ゼンマイを巻いたり、電池交換したりが面倒な方
・材質や表面加工、研磨など、技術的なコダワリの深さにフラグが立つ方
・オメガやグランドセイコーなどのメジャーな存在よりも、他の人が持っていない時計がいい方
・時計の豊富な機能を使いこなすのが楽しいと思える方
・いい時計が欲しいけど、お肌のアレルギーなどでステンレスがダメな方
3つ以上当てはまったらオススメです!(笑)
それでは、また!
あ!
次回は、黒備えと同時に発売となった、
もうひとつのスペシャルモデルをご紹介します!