こんにちは!アオシマです。
久々に日曜午前からブログ書いてます♪
きょうは、時計あるあるというか、前々から気になっていたけど疑問に思わなかったあの現象について調べてみました!
ふと時計を見ると、一秒以上経過してるはずなのに、
時計の秒針やデジタル表示の秒数が進まない!!
でも、1.5秒くらい経って、やっぱり問題なく動き出す・・・
と思ったコト、ありませんか??
時計屋のアオシマも、幾度となくこの現象に出会ったことがあります。
それがふと気になって、この現象のこと、ちょっと調べてみました!
「クロノスタシス」という名称がつけられた現象でした
ちょっと調べ始めたら、「クロノスタシス」というコトバが。
クロノスタシス(英:Chronostasis)は、サッカードと呼ばれる速い眼球運動の直後に目にした最初の映像が、長く続いて見えるという錯覚である。
やっぱり、一般的に認知されている現象だったんですね♪
自分だけおかしいんじゃなくて、ちょっと安心(笑)
調べ始めたからには、納得ができるまで調べてみます!
「サッカード」とは?
ある視点から離れた別の視点に視線を移動させる時、眼球の急速な回転(急速眼球運動、サッカード) が起きる。
眼球が小刻みに高速で動く運動「サッカード」は、ある視点から別の視点に視線を移動させるときに、人間が無意識のうちに行っているそうです。例えば文章を右から左へ読み進めるとき、運転中に左右の安全を確認するとき、などなど。
眼から入ってきた情報は脳に送られて映像化され、ものが見えるという仕組みなのだそうですが、人間は「急速に視線を移動させている途中」のイメージは、脳がその情報を抑制・無視し、認識させない仕組みになっているそうなのです。それを「サッカード抑制」というそうです。
例えがいいか分かりませんが、今撮ったパノラマ写真(笑)
左の鉢植えから右のベル部長に視線を一気に動かすとき、ブレた写真のような映像が見えるかというと、見えないです。
脳が、視線移動中の映像を補完する!?
で、その視線移動中の映像はどうなっちゃってるの?というと・・・
眼球がサッカード運動をするとき、時間の認識は僅かに後に伸びる。そして観察者の脳は、実際よりもわずかに長い間時計を見ていたと認識し、秒針が1秒間以上固まっていたという錯覚を生む。実は、見ている方向がある点から次の点へ移動するたびにこの現象が起きているのだが、われわれがそれに気付くことはほとんどない。説明の一つは、見る方向が移動する際の時間の隙間を脳が埋めているというものである。(引用:wikipedia)
つまり、別のものを見ているときから腕時計に視線移動をしたとき、脳は視線移動中のブレた映像は無視して、見る方向にある時計の映像情報で隙間を埋める働きをする
↓
その結果、秒針が1秒より長く止まっているように見える、ということなんですねーーー。
人間の脳って・・・スゲーっすね。
この説明を理解すると、絶えずチチチチと動き続けている機械式時計の秒針はクロノスタシスを感じにくく、一定間隔で針やデジタル表示が動くクオーツの時計は感じやすいということになりますが、言われてみれば確かにそうです。納得!
なんか自分の疑問解消ブログになってしまいましたが、
時計の秒針がたまに止まって見えるのは故障ではなく目の錯覚です。
アナタの見てないところで時計がサボってるわけではないことは確かです!笑